Fハイリバー工法

Fハイリバー工法

Fハイリバー工法は、ハイパーセル(ジオセル)を現場で展開し、現地発生土、砕石を充填し、順次積上げて擁壁体を構造する工法です。

【軽量・コンパクト】
運搬時は折り畳まれた状態で、1.1mx1.1mx1.1mのパレット形状です。500kg/パレット前後です。
【簡単施工】
折り畳まれて搬入された製品を現場で展開し、充填するだけです。
【切断と接続】
大型カッターで簡単に切断できます。接続は圧縮空気ステープラーやビスで行います。
【地形にあった施工】
端部(等)は地山に擦り付けできます。

Fハイリバー 展開の寸法・面積

Fハイリバーはハイパーセル:HyP05/04-100~300-25を主として採用します。
Fハイリバー 展開面積 展開幅 展開長
HyP05-100~200-25 29.0m2 W=3.0m 9.7m
W=2.5m 11.6m
W=2.2m 13.2m
HyP04-200~300-25 37.0m2 W=3.0m 12.3m
W=2.5m 14.8m
W=2.2m 16.8m

Fハイリバーの概要

Fハイリバーは河川のり面にFハイリバー材を展開・敷設し、対流性法覆工を構築します。
Fハイリバーを法肩から滑らせて展開し、法尻を所定幅で固定して敷設します。
河川法覆工絵は滑落力が作用しない緩勾配での施工が一般的なので、施工時にはFハイリバーを所定の寸法に展開状態
の維持のためハイアンカーを天端部、法尻部、始終点部(等)に打設します。
決められた充填材をバックホウ(等)で充填し、転圧はバケットの腹で押し付けます。

Fハイリバーの施工

1: 切断・追加セルの場合は、仮置き場で事前に切断しておく
2: 天端部(or天端工)に仮杭を打設
3: Fハイフレームを天端に移動
4: Fハイフレームを仮杭に掛ける
5: 法覆工方向(下方)に展開する幅留枠使用法では展開時に装着する
6: 法尻部を固定する
7: 2列目を同様に施工する
8: 1列目と2列目をステープルで留める
9: α:充填材をバックホウで充填する
β:バックホウのバケットで圧転する
γ:表面の整形

比較表

Fハイリバー カタログ

総合カタログ
ハイフレーム
多自然川づくり対応
Fハイリバー

Fハイリバー Q&A

Q1:

多自然川づくりに準じているのか?

A1:

・一工法で多自然川づくり全般に対応できる工法はない。
・多自然川づくりは”概念”で、工法ではない。
・充填材は現地採取の砂利とするを原則とするが、購入材も利用できる。

Q2:

遵守する基準は?

A2:

・「護岸の力学設計法」の「掃流-一体性が強い」モデル
 力学設計法の各モデル(計算結果)は、当該河川部(の流速、勾配、水深当)に対処いて”同じ効果”を有する
・「美しい山河を守る」の”護岸の被災原因”
・漁港の技術指針(水産庁) 風送流--------ため池/調整池

Q3:

何を根拠に寸法や充填材を決めるのですか?

A3:

・「護岸の力学設計法」「掃粒-一体性が強い」モデルで充填材の平均粒径を求める。

Q4:

Fハイリバーの寸法は?

A4:

・国交省・河川局発行・設計基準に、土砂が拘束される場合は、拘束材の寸法は中詰(充填)約3倍の基準有る。
・Fハイリバー工法は”土砂拘束工法”なので、「力学設計法」から求められた平均粒径の約3倍をセル対角線とセル高を有する製品とする。

Q5:

川裏にFハイリバーは適応できるのか?

A5:

・実物大の実験で有効性は実証されている。
・特に、植生Fハイリバーが推奨されている。
 粒径50mm(程度)の単粒度砕石を使用し、空隙(25%-30%)には植生基盤となる”良質土”を使用する。

Q6:

明度6以下は?

A6:

・明度規定は【コンクリート系】の規定で、環境保全の目的です。
 Fハイリバーは充填材に覆われるので明度は問題とならない。

Q7:

自然環境について?

A7:

・”自然環境を保全するため法面に生物・生育環境が確保されている”(美山河より)が重要です。
 中詰め材の適当な空隙が生物・生育に必要です。
・Fハイリバーでは充填材に「単粒度砕石」を用いることで空隙25%程度は確保できます。
 小魚、エビ、カニやうなぎ(等)の生育場所となります。

Q8:

施工速度は?

A8:

・Fハイリバーとハイフレームの施工手順の相違点は、充填材の粒径の大きさ違う点です。
 粒径が大きいので、表面整形に時間と手間がかかります。充填作業と整形作業の作業割合は、6:4です。
 従って、ハイフレーム施工速度の60%となります。

Q9:

歩掛は?

A9:

・土木工事 積算基準 に準じます。
 Q8 整形作業は追加で計上します。

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