ハイーパーセルの各工法は、夫々独立した”工法”(設計、積算等)ですが、風力発電では、ハイパーセル工法を風力発電の各施設の施工場所の条件に適したハイパーセルの各⼯法を紹介しています。
ハイパーセルの利点
風力発電所の立地要件 | ハイパーセルの特徴 |
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風況が良い ・年間平均風速が一定水準以上 |
適用工法:GEOハイウォール、ハイロード ・稜線部の条件で、進入路(等)が必要 |
土地利用が可能 ・風力発電機設置(組立、隔離)に十分なスペース ・土地利用規制(農地、森林、公園等)のクリア |
適用工法:GEOハイウォール、ハイフレーム ・のり面処理に最適 ・宅地造成規制法内でも実績あり、大臣認定製品並み |
送電線が近い ・連系可能な容量を持つ送電線が近傍 |
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輸送道路がある ・重量物・長尺物の運搬可能な道路・港湾が利用可能 ・工事用道路の造成が可能 |
適用工法:GEOハイウォール、ハイロード、ハイフレーム ・山間部既存林道は幅員が狭く、線形がきついので大幅な改良が必要 ・ハイパーセルは安価で短期 |
地域環境への影響が小さい ・自然環境:鳥類等生態系への影響、環境への影響等 ・社会環境:騒音問題(住宅からの距離) |
適用工法:GEOハイウォール、Fハイリバー ・ゼロカーボンに資する ・バックホウ以外は使用しない |
・地元の協力が得られる ・行政、住民のサポート |
山間部 風力発電 カタログ
株式会社 ジオベクトル の提案
企画段階からの協力EPC(Enginering Procurment Constraction)、CM(Constraction Management)や分離発注によるコストダウンに対応
EPC | Construction)の3つのフェーズからなる大型設備やプラントなどの据え付け・建設に関して使用される用語。一般的にはエンジアリング事業のワークフローの仕組みをいい、それぞれの頭文字をとって「EPC事業」「EPC契約」といった名称で使われている。発注すれば電源をONにするカギを回すだけ、という意味で「フルターンキー(契約)」と呼ばれることもある。 |
CM | 建設プロジェクトを成功に導くため、専門性の高いコンストラクション・マネジャー(CMr)が発注者の代理人として、プロジェクトの「現場における施工管理」を、請負ではなく受・委託業務として行うことです。 ※現場における施工管理とは主として①工程管理②予算管理③品質・技術管理④安全管理⑤契約管理⑥労務管理を言います |
分離発注 | 設計と施工を別の主体(業者等)に発注する方式です。 公共工事においては、昭和34年の建設省事務次官通達により「設計施工分離の原則」が明確化されており、これまで、設計業務を行うものは施工を受注できないのが原則でした。 |